ここでお話するSIMロックは本体に設定されているSIMロック(いわゆる契約SIM、または契約会社以外は使えない設定)とは違う話で、SIMカードそのものにロックを掛ける話です。
iPhoneにパスコードを設定していたり、FACE IDや指紋認証を設定している人は多いと思います。
これによって誰かに勝手にiPhoneを操作できないようにしています。
パスコードは他人に覚えられてしまうとどうにも出来ないので、あまり単純なパスコードを設定は止めた方が良い・・・といいつつ、私は単純なのにしてますが(笑)
iPhoneは指紋認証が新しい機種になるほどFACE IDに変わってます。
今はマスクを常時付けていることが多く、FACE IDはほぼ機能していません。
自然とパスコードで画面を開くしか無いのですが、今までのパスコードだと面倒くさい!
ということで、セキュリティ上問題はあるけれど、単純なのにしてあります。
話がそれましたが、このiPhoneをなくしたり、盗まれたりしたとき、もし電源をOFF(電池が切れるでもOK)にしてくれれば2重のロックの役割を持つのがSIMロックです。
パスコードやFACE ID・指紋認証はiPhone本体に掛けるロックですが、SIMロックはSIMカード(電話・通信機能)にロックを掛けるモノになります。
このためSIMロックを掛けると「なくしたときに勝手に電話を掛けたり・通信をされるリスクが減る」ことになります。
SIMロックのかけ方はiPhoneの場合簡単ですが、最初に注意事項があります。
「SIMにはパスワード設定」がされています。
会社毎に違っていて、IIJmioの場合、ドコモのSIMなら0000、AUのSIMなら1234です。
なお、ドコモで契約したSIMの場合も、SIMの初期パスワードは0000です。(参考:「PIN1・2コード」)
AUで契約したSIMの場合も1234になってます。(参考:「PINコード」)
これを知らないと、SIMロックを掛けるときにパスワードを求められて「?」になります。
iPhoneは初期状態ではSIMロックは掛かっていません。
このために最初にロックを掛けるためのパスワードが必要になるので、上記の番号を知っておく必要があります。
iPhoneでSIMロックを掛ける手順は「設定」⇒「モバイル通信」⇒「SIM PIN」⇒ONにすることで4桁のパスワードを求められます。
初期パスワードを変更する方法は一度ロックをした後に「PINを変更」をすれば変えられます。
見た目は何も変わらないように見えますが、再起動すればパスコードの他にPINコードも求められます。
PINコードを有効にしない限りWi-Fi以外の通信は出来ないです(ただし、他のSIMは使えます)